来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

2019-07-15から1日間の記事一覧

追記

もともと文才もないし、頭の回転が良い方ではない私。いつも、彼が支えてくれた。 その彼が居ないからダメダメで… 書き忘れたことがある。多分、たくさん。伝えたいことだけでも、書こうと思う、書かなくてもいいのかも知れない。けど、書きたいと思うから、…

目撃者

裁判について、ここまで書いたから、最後まで書こう。 これも、自分と向き合うことなのかな。そう思う。今、書かなかったら、もう書けなくなると思う。 頑張ろ。 裁判が終わって、家へ帰ってから、お父さんが資料を私に見せてくれた。裁判では、物凄い量の資…

閉廷

裁判を傍聴するなんて夢にも思わなかった。 私はその一日だったが、お父さんは、そのために何度も検事さんや弁護士さんと会ったのだろう。 検事さんも弁護士さんも、いい人だった。良かった。 判決はもちろん、納得いくものではない。当たり前だ。彼は帰って…

意見陳述

お父さんはいつも、お母さんに怒られる。 彼もお父さんには、よく呆れていた。笑 でも、裁判ではしっかりしてたよ。 さすがお父さん! 私には、言わない胸の内を知った気がする。計り知れない悲しみ…と悔しさ…と、憎しみ…が伝わってきた。文章だけではない、…

刑事裁判

彼が理不尽に命を奪われ、私は加害者へ手紙を書いた。どうしても彼のことを知って欲しかった。そして、罪の重さを知って欲しかった。 逃げずにいてくれたなら、トラックを止めてさえいてくれたら、彼は…助からなかったとしても… 丁寧な字で一気に書き上げた…