来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

お母さんの退院決定!なのに・・・

彼のお母さんの退院が明日に決まった。

 

「おかげさまで」

 

陰の力。見守ってくれたり、寄り添ってくれたり、祈っていただいたり・・・

 

また、会える。触れられる。話せる。

 

良かった。

 

 

彼のお父さんから、お母さんの退院の話と

 

三回忌の話をされた。

 

・・・

 

私は行かない。どうしても行く気になれない。と、伝えた。

 

薄情だと思われたかな。

息子への愛は冷めたとでも?

 

 

とんでもない

 

何一つ変わらない。

 

変わらないどころか

廃人と化した私から

少しずつ生きた人間に戻り

この現実を現実と理解し

彼の存在の大きさ、彼への愛の大きさ、

を日々実感している

 

壊れることを恐れ

彼のことを考えないようにしている

ずっとそうして来た

そうして来ても考えないわけがない

想いが消せるわけがない

 

たった1ミリも減らない

 

 

 

忘れたくない彼の顔、声、匂い

 

その彼だけが思い出せない

いつも彼に靄がかかる

 

 

防衛反応…

 

多分それ。

 

自分をそんなに守りたいのか?

それとも彼が作動させているのか?

 

今年のその日は

どうしてもイヤだ

三回忌を迎えたくない

 

常識外れかも知れないけど

無理したって、彼にはバレる

 

お父さんは

「わかったよ」

とだけ。

 

 

ごめんね。

 

お母さん、せっかく退院出来るのに

私のことを聞いたらどんな想いだろう。

 

 

どうしよう…