来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

ご両親へ 愛する彼への謝罪

デートなのに連絡が取れない。
こんな事、一度も無かった。
震える
怖い

インターフォンを押す指も震えていた。
そしてら知らされた。

彼のことを聞いて


ご両親に土下座をした。

私なんかと付き合ったからです。

私のせいです。

私が死ねば良かったんです。

確かそんなことを口にした。


それしか、思いつかなかった。
自分のせいだとしか思えなかった。

ご両親は私を責めずにいてくれた。

今思うと、異常な時の中、私に罵声を浴びせても不思議ではないと思う。 しかし、ご両親は

お茶を出してくれて

私専用のスリッパを持って帰らせてくれた。

彼が食べるはずだったチョコも。

誰も 何が起きているのかもわからず

夢と現実の区別もつかず。

時空の歪みにでも迷い込んだようだった。

どれだけ、彼に謝っただろう。
私のせいだよね?ごめんね。
助けてあげられなくて
いつも助けてくれたのに…
私は何もしてあげられなかった
ごめんね。ごめんね。

今でも私と出会わなければ…

あの時、電話をしていたら…

あの時、会いに行っていたら…

あの時、あの時と 思わないわけではない。

それても、私が自分を責めたら 彼も自分を責め、今より苦しませちゃうんじゃないかと思い 自分を責めるのをやめることにした。