来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

事故現場

お花を供に行く。

行きたくない。辛い。

でも、行かないのも辛い。

週に一度。以前は週に2回とか

行ってた。

そこに彼は居ないかも知れない。 けど、突然のことで、理解出来なくて 暫くは居たかも知れない。

一緒に帰ろ。

って声をかける。

歩行者も自転車も車も…みんな普通に通ってる。

何もなかったかのように…

私はお花の時以外、近づけない。

まして彼が苦しんだ道路は通れない。

道を選んでお花を供に行く。

何のために行っているんだろー。

彼は嬉しいのかな?

辛いのかな…?

事故のことは彼は忘れたいんじゃないかな?

お花を供える時、頻繁にトラックが通る。

怖い。彼は何十倍も何百倍も怖かっただろうな。

何もしてあげられない…

お花を見て、みんなどう思うんだろう。

不吉に思うのかな。

気をつけようと思うのかな。

大切なかけがえのない命がここで絶たれたんだな。って思うかな。

彼の気持ちを少しでも、明るくしたいから

いつも、元気な明るいお花を選ぶ。

誰かに何かをわかって欲しい訳じゃない。

ただただ、彼に愛を送りたい。

お花にも声をかける。

片付ける花には頑張ってくれてありがとう。

供える花には、彼を支えてあげてね。

励ましてあげてね。

なんで、こんな事があるんだろう。

誰一人、彼を恨む人も居ない。

彼は何にも悪いことしていないのに。

彼は何の落ち度もないのに。

なんで、こんな事があるんだろう。