彼の前で
久しぶりに彼に会いに来た。来た。というのは、今も彼の写真の前。彼の一部のお骨もある。もちろん、お仏壇も。
受け入れ難いけど…
未だに不自然…不思議…
久しぶりと言っても、時間が少しでも出来れば、来る。今日はそんな中でも、少し久しぶり。
私のブログによく登場していただく「お母さん 」は彼の 「お母さん 」今更かな?
彼を喪うまでは、直接面識はなかった。そして、あの日に、初めて会う事となった。こんな理不尽な事が起きていなかったら、あの日に会うのはご両親、ではなく彼だった。
あの時、事故は自分が招いたとしか考えられず、謝る事しか出来ず、もう彼に会いに来ることも許されないと思った。
しかし、やっぱり彼に会いたい気持ちは抑えられず…そんな私を温かく待っていてくれた。
彼の命を奪われる事がなかったら、今頃、もうご両親に彼から紹介されていたかな?どーかなー。彼は面倒くさがりだしなー。笑。
紹介されていても、今みたいに良くしていただいていたかな?想像以上に年上の私に、驚いたことは間違いないだろう。
お母さんにも聞いたことがあるが。「 本人が良ければ…ね? 笑 」と言っていた。諦めだね。笑
彼に色々聞いてみるけど、写真の彼は笑っていて、なーんにも言わない。泣
彼の写真の前のソファ。
ここが一番好きな場所になったよ。
ここが一番落ち着く。
でも、未亡人ではない私。
ここにしか、居場所がないな。