会っても、会えなくても…
疲れた。
ここのところ彼に会いに行けていないならか?時間の流れのせいか?闇の世界へ迷い混んでいる。
彼に会いに行けても、彼を見れるわけでも、触れられるわけてない。写真があって、彼の身体の一部があって、携帯があって…
魂の入ったお位牌もある。魂…本当に入っているのか?
仏教徒でもなかったのに、葬儀の時にお位牌を依頼して、お経をあげていただいて、そしたら、仏教徒。
そして魂を入れていただいた。
もし、入ったとしても、彼はそこに留まっている筈がない。くっついたり、離れたり…纏わり付いているかな。だったら、嬉しいな。
嬉しいけど…
やっぱり。悲しみも苦しみも消えない。
纏わり付いているのかも、私にはわからないし。
彼のところへ行っても、現実を再々…確認することになる。
つらい。
本当に、私の彼が死んでしまったのだろうか…
優しくて、笑顔がたまらなく愛おしい、あの彼は死んでしまったのだろうか…
なぜ、彼が…