来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

おいなりさん

あの日のことを思い出す。

苦しくて、辛くて、痛くて

どうしようもない恐怖のような感覚に襲われるのに…

時々思い出したしたく?なる。

思い出したいのか?

勝手に頭に浮かぶのか?

不明。

でも、忘れたくない。

身体に心に、魂に、刻み込みたい。

彼の最期の時を。

見てはいないけど

しっかりわかる。

いや、わからない、けど、わかってあげたい。

彼の恐怖と痛みと

無念さを。

辛くなるだけなのにな。

人間ってなんなんだろ。

愛ってなんなんだろう。

あーあ。

こんなこと考える人間だったか?

毎日、毎時間、毎秒

四六時中。。。

何も解決しないのに

答えなんてないのに

悔しいな。

神様なんていないのに。

誰が彼を連れて行ってしまったのだろう。

今日はお母さんがおいなりさんを

作ってくれたよ。

一緒に食べた?

美味しかったよね?

最近、お母さんのおいなりさん率が高い。笑

いつも、紅生姜入りと

桜でんぶ入り。

私は桜でんぶが好きじゃない。

彼も同じ。

やっぱり桜でんぶはないよねー

なのに、両方作る。

多分、お母さんが好きなんだと思う。

あなたにあげた

ご飯やパンやケーキがね

ゴミ箱にそのまま捨ててあるのを

見ると

辛くて、悲しくて…

匂いを嗅いでいる。ってお母さんは

言うけど…

一口でも。食べられたらいいのにな。

あーん。てしたいよ。

あーん。てしてよ。

会いたいよ。

会いたいね。

同じだね。