来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

3月4日

今日もどんよりとして

少し寒いくらい。

良かった。

変わらない日々なのか

毎日変わっているのか

どうなんだろう…

今日も、心は沈んだまま。

彼は?

大丈夫かなぁ。

心配しているよ。

。。。

前回の記事

彼が帰って来れたのは4日後

そう書いたけど

実際は

警察からそのまま

葬儀場

家には一度も帰れなかった。

前回に続き、今日の話も

後日、ご両親から聞いたこと。

お通夜も葬儀も

当たり前に行くと思ってた?

いや、何も考えられなかったな。

その頃の記憶は断片的で、よくわからないこともある。

とにかく早く

早く彼に帰って来て欲しかった…

そして、その頃の私は

まだ、間に合う!

まだ彼をこの世界に呼び戻せる!

本気でそう思っていた。。。

けど…

ダメだった。

呼び戻すことは出来なかった。

お通夜も葬儀も

私は行けなかった…

彼が、そう仕向けたとしか思えない。

参列者も少なく

寂しい葬儀だったそうだ。

でも今は思うんだよね。

「心」

って。

彼を悪く言う人は知る限り一人もいない。

私が知らないところでも、一人もいるはずがない。

彼は、特別に人気者だった訳でもない。

けど、決して人に不快な思いをさせる人でもない。

彼の事を知って

心から思ってくれる人がいたら、それでいい。

思ってくれる人だけが、思ってくれたら、それでいい。

きっと彼もそう思っていると思う。

人に迷惑かけたり、煩わしい思いさせたりする人じゃないし、女々しいところもない。

「心」が彼に届いていれば、それでいい。

ご両親はお通夜も葬儀も

彼の顔を誰にも見せなかったって。

見せたくなかったみたい。

私だったら…

会わせてくれたかな?

。。。

お母さんから聞いた彼の様子。

不自然におろされた前髪

撫でた時に感じた不自然な頬

唇は乾燥していた

右目は黒い糸で縫合してあった。

でも、彼だった。って

キレイな顔をしてた。って

愛してるよ。

心から愛してる。