来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

今は1人で

私と彼のことを知っている人はほとんどいない。

私は、あまり自分のことを話さない。。いや、話す!話してた!無口 or お喋り と聞かれたら間違いなくお喋りだった。打ち解けるとよう喋る。

前はね。

ただ、何回も書いているが、彼より年上。とにかくそれが引け目だった。彼はそんなことまるで気にしていなかったが、私はとにかく引っかかっていた。年の差を感じたことは無かったけど、現実は厳しい・・。もともと婦人科系も弱く、癌にもなった経緯もあるから、子供は無理だった。と思う。今思えばそんなのホント気にしなければ良かった。と思うが、彼の子孫を残したい!という想いが強く、心底悩んでいた。

私は特に見た目が若いわけでもないので、彼が、ババセン??みたいに思われるのも嫌だったなー。でもね、デートの時には、普通のカップルに見えたとは思う・・・うん。見えてた。恋人同士よりは、夫婦に見えていたみたいだけど。。私のせいか!?彼も落ち着いていたし。あくまでも落ち着いていた。老けてるって言うとイジけるから。

まぁ、そんな理由から、彼のことを話した人はほとんどいない。

廃人になった私の周りは、事故のことを知って、興味本位で色々聞いてくる人、どう接していいかわからず、近寄らなくなった人、やっぱり年の差のことを言ってくる人・・それを認めない人。世間を、世の中を思い知った気がした。

1人だけ、死別経験者がいた。彼女は、元々私のことをとても好きでいてくれたらしく、マメに連絡をくれて、アドバイスをたくさんしてくれた。私もそんな彼女の優しさに甘えてしまい、辛い気持ちや、事故のことを聞いてもらった。それがいけなかった。重いもんね・・誰でもこういう話は聞くのも辛いだろうし、同じ話しを繰り返し聞かされても困るよね。今なら、私もわかる。少しは冷静になってきたと思う。でも、あの頃は無理だった。アドバイスをしてくれても、それに応えられなかった。応えようと頑張ったけど、ダメだった。結局、彼女は前向きになれない私に苛立ち、以前の私とのギャップに幻滅して、暴言を吐いて連絡は来なくなった。

もう、人と関わるのが嫌になった。

今は、同じような心情をお持ちの方のブログを読ませていただくだけで充分。それだけで、友達が増えたような気持ちになれる。わかってくれる人がいると、感じられる。ブログの世界でも人見知りな自分にため息だけど。色々使いこなせていないので、稀に、上手くいったら、コメントさせていただくくらいだが・・。やっぱりブログって難しい。教えてくれる人も皆無だから、日々一人で格闘。

他にも私の異変に気付き声をかけてくれる友人がいるが、全て断っている。ごめんね。自分から孤独になっているのかもしれない。 でもまだ無理なんだよ。