現実の日々
あの日から、何もかも崩れ去り、残っていたのは、廃人という私だけだったな。
環境は一変した。
私にとって仕事も、生活も、人生までも、どぅでもいい事になってしまった。
本当にどぅでもいい。今、職場で、まだ仲間と呼べる人も居ないし、私を仲間と思う人も居ない。どれだけ笑顔で話せていても、こっちの壁は大きく立ちはだかって見えると思う。今後は何処へ行っても同じ状況だと思う。別にそれすら気にならない。それでいい。
何か職場で特別な出来事があっても、くだらなー。と思うくらい。
私は私の周りにいる人間を好きではない。
私の事を心配してくれている数少ない友人には、まだ会えない。その友人達は私に何があったか知らないが、心配してくれている。ありがたいな。まだ話せる気持ちにならないし、冷静でいられる自信も無い。だから、まだ会えないな。
現在、日常で会う人は、会わなければならない人がほとんど。会いたいわけではない。
今日は職場での話を書く気になった。
今日は土曜出勤。みんなで熟す仕事をしていた。女子が真面目に取り組んでいる横で、いや、少し離れて、しっかりサボっている男の人。確か歳は30…5くらいだったかな?女子に仕事させてずっとサボっていた。クズだと思った。
そういう男は嫌いだ。
彼を喪って男に厳しくなったかな?
少し前にも、重い荷物を私と男の人の2人で運ぶシーンがあった。今日の人とは違う人。歳は56くらいだったかな?
大きさは、さほど大きくない荷物だったので、2人で運んで顔が、近距離過ぎるのも…と思い。「私一人で運んじゃいますよ」と笑顔で声をかけて荷物にも手をかけた。その男は 「なんか、すいません」と、まるで自分が!という様子はなかった。そして、私の後をずっと付いて来た。クズだと思った。
私がおばさんだからか?若くて可愛い子だったら「女の子にやらせる訳にはいきません!」と言ったのか? それはそれで、やっぱり気に入らない。そういうところで差別する奴はクズだと思ってしまう。
彼は女子力高いけど、男らしかったな。
彼だったら、絶対こうはならない。
彼はおばあちゃんにだって優しい。昔から子供とお年寄りに妙に好かれていたらしい。彼も仕事をサボったりすると思うけど 笑。もっと上手くやれるはず。誰かを不快な気持ちにさせたり絶対しない。そういう人だ。
別に私がクズだと思っても、何か不都合が起きるわけでも無く…私が誰かに話すわけでも無い。
私の中でクズと認定しただけ。
そういえば、こんな事もあったんだ。
今日はややこしい会議がある日。
いつも、そういう時に必ず休む、遅れる、女子がいる。本来出席しなくてはいけない。けど、そういう日は、必ず彼女に色々な事が起きるようだ。ちなみに、私はどんなに辛くても責任を果たしている。一応。
日々、どぅでも良くて気にならない私。
しかし、今日はちょっと気になった。何故なら今日、休み連絡を私が受けてしまった。必要な書類をその女子が持ち帰ったままだった。今日休みだったら、ややこしい会議がもっとややこしくなる。
さて、その書類どうする?
「体調悪くてお休みしまーす。。。どうしたんだろー。具合悪くて。。笑。書類どうしたらいいですか?体調悪くて。。書類どうしよう。。」
電話を取ってしまった私。ほぼ毎回、タイミング良く、体調やら、熱やら、法事やら、が会議に重なる女子。
…取りに行って来ましたよ。自宅も詳しく聞いて、就業時間まで間に合うように、間に合わなかったが…ふぅ。
それでも、女子の家が近くて良かった。…近いのだから、持って来るくらい出来たのでは?
その事を聞きつけて、近寄ってくる女子。「大変だったねー。いつも具合悪くなるよねー。おかしいよねー。」
やっぱりくだらなー。
でも、私も前はそんな中に居たな。。
くだらないことに、腹を立てたり、はしゃいでみたり。
別にいいけど。
やっぱりどうでもいい。
こうしてブログに書くと、それなりに、日々流れていることを実感するなー。そして、今目の前に見える人達の向こう側に過去の、彼を喪う前の自分が見える気がする。