10月4日 日記
ひょんなことから、初めてご両親と対面することとなった日の話になった。
彼がこの世界から、消えてしまった事を知った日。
彼と朝から会う約束をしていた日。
彼にバーキン(彼が付けた名前)のハンバーガーを頼まれていた日。
嫌な予感を抱えながら訪れた彼の家。
いつもと違う朝。
いや、夜からおかしかった。
あの日の夜に限って…
私は明日会うから、そっけないやり取りだった。
そして、明日朝からゆっくり会えるから、いつもより、ずっと早く寝た。
私はあの夜に、意味もなく、彼とのラインのトーク履歴を消去した。
そんなこと今まで、無かったのに…
彼の死を予感し、彼を遠ざけたのではないか。
彼を助けられたのに、見殺しにしたのではないか。
消えない後悔と懺悔。。。
ごめんね。
インターフォンを鳴らして…お父さんの声。
何故、彼では無いのか…
不安は着実に現実になって行くのを感じた。
「 今日、約束していた…」
お父さんは、ドアを開けながら
「亡くなりました」
私は、悲鳴と同時にその場に座り込んだ。
その場で警察の方に、彼と話した時間を聞かれたと思う。
その時、奥に居たお母さんが、その時の様子を初めて、話してくれた。
[ !!! ]
[ そうだ!先日、警察へ行った時の対応の感じ悪さをブログに書いたが、その話から今回の話の流れになったんだ!
繋がりました。笑 ]
私は彼の部屋へ案内されたのか…自分で行ったのか…彼のベッドに抱きついていたと思う。
そして、呼ばれたのか…自分から行ったのか…部屋の奥には、警察の方が2人居て、私も少しだけ、話を聞かれた、淡々としていて、温かみとか、こちらの想いを察するとか、そういう感じはなくて、受け止められない現実を、更に現実から切り離していた。そう感じた。
お母さんが話してくれた。
部屋の奥で、インターフォンの音で、おそらくraiseだろう。と警察の方達に伝えたら「アァ」と悲痛な面持ちになって、その後すぐに「ダダダダ〜ツ」と凄い音がして…(私は座り込んだと書いたが実際は倒れてしまったらしい)音と同時くらいに立ち上がって…察して…だから、余計に淡々と話したんだよ。
1人は県警の方で1人は〇〇警察の方で。。。
という事だった。
そして、話の最後に
「でもね、2人の顔もなんにも、全く!覚えていないの。若そうな人、年配の人、県警の人そういうのは覚えているけど、顔も服装も何にも記憶が無いのよ〜」
お母さんは、私なんかより
もっと現実では無かっただろう…
いや、同じかな?私の愛も深いく大きい!!