来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

12月4日 日記

今日は仕事の休みが取れたので

朝から彼のところへ。

と、その前に…

何故かわからないけど、事故現場に。

何ヶ月ぶりかな。。。



最低でも週一回は行っていた。

ご両親が、その場に行くことの出来なかった頃は一人で週二回くらいは行っていた。



初めて行ったのは、事故から間も無くだった。

以前ブログに書いたかもしれないが、

私の態度によっては彼への悲しみが半減する。とまで言われ、彼と私の事を認めない人から、声をかけられ、断ることなど、出来ず、事故現場へお花を供に行った。それが彼のためだと思った。だって私のせいで、その人の彼への想いが減るなんて…彼に申し訳ないでしょ?

あの頃、私の頭は正常に機能していなかった。



彼の命が奪われた現場で、身体が震え、呼吸もままならなかった。

立っているのがやっとだった事を覚えている。

どうしようも無く、彼のところへ行きたかった。



まだ、トラックほ破片や、彼の血痕が残っていた。


後で考えると、事故後、相当綺麗にしたのだと思う。

あの時は、そんな事まで考えられなかった。

たくさん血だらけじゃなくて良かった。

彼は痛く無かったんだ。

そんな風に思ったと思う。

そこは、朝夜共に、人通りも多く、街灯もある。

道路も横断歩道も、見やすい…

そして、彼は何故、その道を通ったのだろう…

今でも本当のところはわからない。



お母さんが、そろそろ一区切りしようか。

と言って、お花と、お花を入れていたペットボトルを片付けた。

次は、お花の種を蒔こうね。と。


その日以来、そこに近づく事もしなかった。



しかし、今日行ってみようと思った。

彼のところへ行く前に。


怖くはなかった。行ってあげたかった。

彼はそこに居ないと思う。

むしろ、私が行くから、彼も行くことになってしまうかもね。

それでも行ってあげたかった。

何も変わらない道路。車の波も続いている。

自転車も行き交う。普通に。


彼がタイヤに巻き込まれてしまった道を歩く。

ずっと痛かったね。苦しかったね。

頑張ったね。と声をかけながら…

今までは無かった血痕がいくつも浮かび上がっていた。

一年半経って、浮かび上がっきた。


彼の痛み、苦しみが、今も続いているのなら、

私が全部引き受けるから、こっちによこして!と声をかけながら…彼の最期の道を歩いた。


そして、彼の家へ。

お母さん達には


内緒。。。