来世の来世も…ずっと…

彼が今も穏やかでいられますように…

思い出してしまった

 

突如、判決文を目にして

 

朦朧とする中、ブログを書いたけど

 

思い出せなかった

彼の様子

 

 

何で突然思い出してしまったのだろう。

 

 

脳が、心がシャットアウトしていると思った…

無意識に自分を守っていると思った…

 

 

思い出さなくて良かったのに

 

 

 

 

 

[ 挫滅 ]

 

 

 

そう書かれていた

 

 

なんて恐ろしい響きだろう

 

 

挫滅とは、外部から強い衝撃を受けて筋肉や内臓器官が潰されること

 

 

 

[ 頭部挫滅 ]

 

 

そう書かれていた

 

 

 

怖い

 

 

 

彼が

私の大切な彼

愛してる彼

大好きな彼が

 

信じられない

 

髪が薄くて少しは気にしてた

かわいい

 

少し顔が大きめで笑いにしてた

大好きな顔だから大きくていいよ。

 

頭が良いから、きっと脳みそもたくさんつまってる。

 

良い子良い子してあげた頭

私もしてもらったな。

 

 

頭のてっぺんから足の先まで大好きだよ。

 

 

 

 

そんな大好きな彼を

挫滅って

 

 

 

悔しい?

許せない?

 

 

きっとそうだと思うけど

そんな感情すら湧かないよ

 

 

何で思い出したんだよ

 

 

思い出そうとして考えていた訳でもない

突然、思い出した

 

私の脳が

私を苦しめたいのか?

 

 

 

 

もしかしたら

私はこれからなんだ

 

きっと

これから、心が現実を理解していくんだ

 

 

 

ここに来るまで2年の月日がかかった

あとどれくらい必要なんだろう。。

 

 

 

 

 

昔は家族でも事故の詳細が明かされる事は無かったという

裁判も当然傍聴出来ない、

裁判の日付けすら教えてもらえなかったとか

今は裁判も傍聴出来て

裁判書類も請求すれば貰える

先人の方々のおかげだと思う。

一体どれだけの人が涙したのだろう

 

 

 

 

私が判決文を読んでいる時

彼のお父さんが

「首やられたからなぁ、頸動脈切れちゃったから…」

そう言ってた

 

 

 

 

お父さんは

息子の最期の写真も全て目にし

刑事裁判も民事裁判も、意見陳述も必要書類も

お通夜も葬儀も

彼の全ての手続きも一人でやってくれた。

 

父親だから当たり前?

そんな事はきっとなくて

必死で、精一杯で、無我夢中で…

いつ倒れてもおかしくなくて…

それでも彼のために、息子のために…

 

勿論、お母さんが側にいて、支えもあったと思うけど。

 

 

 

 

 

 

お父さんに優しくしてあげよ。

今もしてるよね?

きっと彼も感謝している。。。多分(^^)